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花粉症とハーブ

花粉症に悩まされている方は多いと思いますので 今回季節特集として花粉症に使うハーブを 取り上げてみました。

実際のところ ハーブ治療で取り扱う中でも この花粉症というのはやっかいな病気で我々ハーバリストが 花粉症患者と接する場合 「治療」というよりも「症状の緩和」という形でハーブを処方していきます。

またハーブの他にも生活習慣(掃除をまめにする、花粉の多い日の外出を控える)&食生活(乳製品・オレンジ・コーヒー・アルコール・砂糖などを避け ビタミンCを含む食物を取るように心がけまた、緑野菜・水をたくさん摂取するようにもしてみてください)の改善なども症状緩和の助けになります。

このページを参考にする前に!

妊娠中・授乳中・高血圧・何らかの病気を患っている方は必ず禁忌注意事項のページを参考にして下さい!!

薬・処方箋を使用されている方は 専門家の指示の下でハーブを使用ください。

エフィードラ(マオウ)など危険性が高いハーブはあえて省略しております。

各症状に共通して、抗アレルギー作用&免疫力を高める作用のあるハーブをできれば花粉の季節2ヶ月前ぐらいから飲まれることをお勧めします。



体調別ハーブ選び

花粉症の主な症状は

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • のどの痛み&不快感
  • 頭痛(要因の一つとして鼻づまりから)
  • 目のかゆみ&不快感

などがあげられます、ひどい人になると 結膜炎や下痢 になる場合もあります。



有効なハーブ

ハーブがこれらのアレルギー症状にどのくらい対応するかは、個々により異なります。
あるハーブティーを飲んで すっかり良くなったという方もいれば 助けにはなったが思ったほどの効果はなかったという方まで 様々です。
ここでは 有効とされるハーブを症状別に 紹介いたします。
下記で挙げたハーブをご自分の症状に合わせブレンドしてご利用ください。

抗アレルギー&抗ヒスタミン作用のあるハーブ:

内服:ネトル・ジャーマンカモミール・エキネシア・イチョウ葉・ガーリック・アイブライト

免疫力を高めるハーブ:

内服:エキネシア・パウダルコ・シベリアンジンセン・ガーリック アストラタガス(皮膚病のある方・熱のある方・急性感染にかかっている方・妊娠・授乳中は避ける事)

目の痒み&不快感に:

内服ハーブ:マリーゴールド・ジャーマンカモミール・アイブライト・ローズヒップ・ビルベリー
外用ハーブ:マリーゴールド・ジャーマンカモミール・アイブライト・チックウィード(特に痒みがひどい時に)

*浸剤を作り冷やし、よく漉してから 洗眼剤として使ったり ガーゼなどに浸してアイマスクなどとして 使用します。

鼻水&鼻づまりに:

内服:アイブライト・ゴールデンシール(少量のみ/高血圧の方・妊娠授乳中は禁忌)・ゴールデンロッド・ヘラオオバコ・マレイン・エルダーフラワー

外用:精油を蒸気吸入:ユーカリ・ペパーミント・パイン・ミルラ・ラベンサラ・バジル・フェンネル・シナモン・ジンジャーなど

*ボウルに半分ぐらいの熱湯を入れそこに数滴の精油を落とし蒸気吸入します。頭からタオルなどをかぶせ蒸気を逃がさないようにすると効果的です。また アロマポットなどに精油を入れ室内芳香浴として使用するのもお勧めします。

注1)妊娠中や・癲癇・喘息をお持ちの方は使用を避けてください。
注2)上記の方でどうしても精油を使用されたい方は専門家の指導の下でご使用ください。
注3)精油をお求めの際は品質の確かな物をお選び下さい。

のどの痛み&不快感:

内服:セージ・エキネシア・マーシュマロウ葉・リコリス
外用:セイジ・ローズマリー・ラベンダー・ミルラ(少量のみ・妊娠授乳中禁忌)

*浸剤を作り冷やし うがい薬として使う

頭痛:

スカルキャップ・ライムフラワー・ローズマリー・ペパーミント・カモミール・パッションフラワー・ フィーバーフュー(偏頭痛タイプに)・クランプバーク・ヴァーベイン・レモンバーム・パスクフラワー(極小量のみ/妊娠授乳中は禁忌・生のハーブは使用しない事!!)

炎症一般に有効なハーブ:

カモミール・マリーゴールド・エルダーフラワー・エキネシア・パウダルコ・リコリス

花粉症の不快感からくるストレス&イライラ感に:

スカルキャップ・レモンバーム・カモミール・パションフワラー・ゴーツコーラ・アシュワガンダ(少量のみ・妊娠授乳中禁忌)



参考例

参考として ブレンドの仕方の例を紹介いたします。
(実例では無くあくまでも参考例ですー^0^)

参考例1)28歳 女性  既婚・子供なし

  • 目のかゆみ 不快感のほか 極度の鼻水・鼻づまりに悩まされている。
  • 薬局からの薬や 医者の処方箋は無し。
  • 血圧も正常。他に疾患はない。
  • 妊娠はしていない。
  • ストレスなども感じられず 花粉の季節以外はいたって健康。
  • 花粉症になってから 3年目、毎年同じような症状が2ヶ月くらい続く。
  • お酒は飲まない。
  • 夫婦ともタバコは吸わない。
  • 野菜が多い食生活。
  • コーヒー・お菓子(ケーキ)などの嗜好品が大好き。
  • 精油を利用しての芳香浴を始めたばかり
ハーブ名前(作用) (乾燥ハーブの場合)/
ml(チンキ1:5の場合)
エキネシア(免疫促進・抗アレルギー作用) 20g/20ml
ネトル   (抗アレルギー作用・浄血作用) 25g/25ml
アイブライト(抗カタル・抗炎症作用) 25g/25ml
ヘラオオバコ(抗カタル作用) 20g/20ml
リコリス(抗炎症・副腎皮質活性化作用) 10g/10ml
トータル: 100g/100ml

*)飲み方については 使用法のページを参考の事
*)次期の花粉症の季節2ヶ月前から ネトル・エルダーフラワー・エキネシアの浸剤又はチンキを毎日2-3回飲む事を推奨。
*)乳製品・コーヒーやお菓子を減らす又は避ける事を心がける
*)マリーゴールド&アイブライトの浸剤を使っての洗眼を推奨。



参考例2)40歳 男性 既婚 子供(13歳) 営業

  • 花粉症には7年ほど悩まされてきたが この2年特に悪化してきた。
  • 症状として 鼻水・喉の不快感・くしゃみ・それにともなう ストレスを非常に感じている。
  • 体力や気力の衰えも感じる。
  • うがいをする時間はないが 水を持ち歩くようにしている。
  • お酒を飲むと鼻がつまる。
  • 食事は不規則。
  • チーズなどの乳製品が好き。
  • コーヒーなどの嗜好品よりも最近は水を好む。
  • 去年までは抗ヒスタミン剤を使用していたが今はなにも薬を飲んでいない。
  • 夫婦共喫煙習慣なし。
  • 血圧は正常、他に疾患はなし。
ハーブ名前(作用) (乾燥ハーブの場合)/
ml(チンキ1:5の場合)
エキネシア(免疫促進・抗アレルギー作用) 20g/20ml
シベリアン・ジンセン(免疫促進・強壮作用) 15g/15ml
エルダーフラワー(抗カタル・抗炎症作用) 20g/20ml
アイブライト(抗カタル・抗炎症作用) 25g/25ml
セージ(喉の不快感に) 10g/10ml
イチョウ葉(抗アレルギー・抗炎症作用  10g/10ml
トータル: 100g/100ml

*)飲み方については 使用法のページを参考の事
*)次期の花粉症の季節2ヶ月前から ネトル・エルダーフラワー・エキネシアの浸剤又はチンキを毎日2-3回飲む事を推奨。
*)夜にミルラ&セージを使ってのうがいを推奨。
*)仕事柄 食生活の改善は難しいが できるだけ野菜を多く取り お酒を控える事を心がけてもらう。乳製品を控える又は避けてもらう事を推奨


以上参考になりましたでしょうか?? 
このページを参考に 自分に見合ったハーブを探してみてくださいね!

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